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末永 晃(森山未來)
元日本ライト級1位。デリヘルの送迎で日銭を稼ぎながら、ボクシングを続ける。箕島ジム所属。
1984年8月20日生まれ、兵庫県出身。5歳から様々なジャンルのダンスを学び、15歳で本格的に舞台デビュー。ドラマ「WATER BOYS」(03/CX)の出演で注目され、映画『世界の中心で、愛をさけぶ』(04)ではさまざまな映画賞を受賞。以降、演劇、映像、パフォーミングアーツなどのカテゴライズに縛られない表現者として活躍している。2019年には、大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」(19/NHK)に出演。主な映画出演作に、『モテキ』(11)、『苦役列車』(12)、『北のカナリアたち』(12)、『人類資金』(13)、『怒り』(16)、『サムライマラソン』(19)、日本・カザフスタン合作映画『オルジャスの白い馬』(20)などがある。
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大村龍太(北村匠海)
養護施設で育つ。才能を期待される若手ボクサー。グリーンジム所属。
1997年11月3日生まれ、東京都出身。子役からキャリアを積み、2011年に結成したダンスロックバンド「DISH//」ではメインボーカルとギターを務め、13年にメジャーデビュー。15年からは4年連続で元日に日本武道館で単独公演を開催するなど、高い人気を誇る。俳優としては『DIVE!!』(08)で池松壮亮の幼少期役で映画初出演以降、様々な作品に出演。『君の膵臓をたべたい』(17)では第41回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。近年の主な出演作品に『十二人の死にたい子どもたち』(19)、『君は月夜に光り輝く』(19)、『サヨナラまでの30分』(20)、『思い、思われ、ふり、ふられ』(20)など。公開待機作に『トンカツDJアゲ太郎(10/30公開)、『さくら』(11/13公開)などがある。
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宮木 瞬(勝地 涼)
有名俳優を父にもつ芸人。番組企画でボクシングに挑戦する。T&H所属。
1986年8月20日生まれ、東京都出身。ドラマ『千晶、もう一度笑って』(00/TBS)で俳優デビュー。その後、映画・ドラマ・舞台など様々な作品に出演し、2005年には映画『亡国のイージス』で第29回日本アカデミー賞新人賞を受賞。近年の主な出演作に「BG~身辺警護人~」(18/EX)、大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」(19/NHK)、『銀魂2掟は破るためにこそある』(18)、『マスカレード・ホテル』(19)、「破天荒フェニックス」(20/EX)、「ハケンの品格」(20/NTV)などがある。公開待機作に『サイレント・トーキョー』(12/4公開)などがある。
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明美(瀧内公美)
訳ありのシングルマザー。転々とする中で流れ着いたデルヘル店で、晃と出会う。
1989年10月21日生まれ、富山県出身。2012年、本格的に女優としての活動を開始。『彼女の人生は間違いじゃない』(17)で第27回日本映画プロフェッショナル大賞新人女優賞を受賞。『火口のふたり』(19)では第93回キネマ旬報ベスト・テン主演女優賞を受賞している。近年の主な映画出演作に、『日本で一番悪い奴ら』(16)、『21世紀の女の子』(19)、『カゾクデッサン』(20)、『蒲田前奏曲』(20)など。公開待機作に主演を務めた『裏アカ』(21年春公開)、『由宇子の天秤』(21年公開)がある。
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美紅(新津ちせ)
明美の娘。
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末永佳子(水川あさみ)
晃の妻。現在は別居し、息子の太郎を一人で育てている。
1983年7月24日生まれ、大阪府出身。『金田一少年の事件簿 上海魚人伝説』(97)で女優デビュー。近年の主な出演作に、『バイロケーション』(14)、『福福荘の福ちゃん』(14)、『後妻業の女』(16)、『グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~』(20)、足立紳監督の『喜劇愛妻物語』(20)、『ミッドナイトスワン』(20)、『滑走路』(20)がある。
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末永太郎(市川陽夏)
晃の息子。晃がチャンピオンになると信じ、応援している。
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末永作郎(柄本 明)
晃の父。晃にボクシングの夢を預け、共にタイトル獲得を夢みた。
1948年11月3日生まれ、東京都出身。76年劇団東京乾電池を結成。座長を務める。『カンゾー先生』(98)にて第22回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。以降、映画、舞台、ドラマに多数出演。近年の主な出演作は『万引き家族』(18)、『楽園』(19)、『ある船頭の話』(19)、『居眠り磐音』(19)、『星屑の町』(20)、『一度も撃ってません』(20)、日曜劇場「半沢直樹」(20/TBS)など。2011年に紫綬褒章、19年に旭日小綬章を受章している。
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山崎 愛(冨手麻妙)
宮木の恋人。彼の取り巻きとは距離を置き、宮木の本心を唯一理解する。
1994年3月17日生まれ、神奈川県出身。2009年に「オーディションAKB48・第8期研究生オーディション」に合格し、芸能界デビュー。主な映画出演作に『新宿スワン』(15)、『リアル鬼ごっこ』(15)、『みんな! エスパーだよ! 』(15)、『アンチポルノ』(17)、『クソ野郎と美しき世界』(18)、『松永天馬殺人事件』(19)、「全裸監督」(19/ Netflix)、『嘘八百 京町ロワイヤル』(20)、『喜劇 愛妻物語』(20)など。公開待機作に『ホテルローヤル』(11/13公開)、『水上のフライト』(11/13公開)、『サイレント・トーキョー』(12/4公開)がある。
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宮木幸三郎(風間杜夫)
宮木の父親。著名な俳優で、宮木を金銭面でも不自由なく育ててきた。
1949年4月26日生まれ、東京都出身。77年より、つかこうへい作品の主軸俳優として活躍。映画『蒲田行進曲』(82)で脚光を浴び、テレビドラマ「スチュワーデス物語」(83)でお茶の間で人気に。その後、多くの演劇、映像作品をはじめ、幅広いジャンルで活躍。落語で高座にも上がり、真打ち顔負けの噺家ぶりを披露する。近年の主な出演作は、大河ドラマ「西郷どん」(18/NHK)、「ケイジとケンジ~所轄と地検の24時~」(20/EX)、連続テレビ小説「エール」(20/NHK)など。10年に紫綬褒章を受章。
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大村加奈(萩原みのり)
龍太の妻。龍太と同じ養護施設で育ち、幼い頃から龍太を見守る。
1997年3月6日生まれ、愛知県出身。『放課後グルーヴ』(13/TBS)で女優デビュー。近年の主な映画出演作に、『転がるビー玉』(20)、『37セカンズ』(20)、『僕の好きな女の子』(20)、『13月の女の子』(20)など。公開待機作に『佐々木、イン、マイマイン』(11/27公開)、『街の上で』(21年春公開)などがある。店長木田役で本作に出演する二ノ宮隆太郎監督『お嬢ちゃん』(19)で主演を務めている。
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木田五朗(二ノ宮隆太郎)
晃が働くデリヘルの店長。晃とは腐れ縁。
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新田兼子(熊谷真実)
ベテランの現役デリヘル嬢。木田と店を支える。
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田淵玄(上杉柊平)
デリヘル店の常連客。車椅子生活を送る。
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田淵真由美(秋山菜津子)
田淵の母親。息子を溺愛する。